- 2022.04.19
- カテゴリー:ニュース
本山バイオマス発電所および次世代型園芸施設の竣工式を執り行いました
エフビットコミュニケーションズ株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:吉本幸男)およびエフビットファームこうち株式会社(本社:高知県長岡郡本山町、同上)は、本山バイオマス発電所・次世代型園芸施設(以下「本施設」)の竣工式を2022年4月18日に執り行いました。
本施設は予てより「本山プロジェクト」と名打ち、環境に配慮したバイオマス発電所と次世代型園芸施設を併設したカーボンニュートラルを超えたカーボンネガティブ(カーボンマイナス)事業構想を推進するもので、2022年4月18日付にて竣工の運びとなりました。
【竣工式概要】
本山プロジェクト(バイオマス発電所+次世代型園芸施設)竣工式
日 時:令和4 年 4 月 18 日(月)13:00~
場 所:高知県長岡郡本山町木能津字大境 3105-10
【本山プロジェクトコンセプト】
○本山バイオマス発電所
・木質バイオマス仕様で未利用木質材を主燃料に使用するカーボンフリー電源
・発電所で発生する熱源(排熱蒸気)、排ガス(CO2)を併設した次世代型園芸施設に供給することで有効利用
①排熱蒸気は農園内の温度調整に活用
②排ガスは二酸化炭素(CO2)を抽出し農園内に供給、植物の光合成を促進
・一般のバイオマス発電所の謳うカーボンニュートラルを超える排ガス(抽出炭酸ガス)の有効利用ができる施設として2MW 級バイオマス発電所では日本初の試み
※小規模自治体及び燃料材の集荷が困難な地域でも2MW 級であれば事業検討の可能性が高まり、今後多くの自治体様で有効実証事業となり得るビジネスモデルです
・山間地発電所として地域電力としての機能を付加
○次世代型園芸施設
・面積は約 1ha で高知県の中山間地域における大規模次世代型ハウスの第1号
・高軒型ハウス栽培であることから通年水耕栽培が可能
・パプリカの栽培~販売を行い、高知県の主要農作物として全国上位の生産量(約240t)を予定
・栽培、販売するパプリカを通じ嶺北地区の農業クラスターの起爆剤として機能するように努め、近隣飲食店やレジャー施設との共同事業に繋げることでより地域に根付いた経済的効果を発生させることを目指します
・地元嶺北地区での新規雇用を発電所、農園併せて約 40 名(パートタイム雇用含む)創出
今後もエフビットグループは本施設を通じて、地元嶺北地区の地産地消事業とすべく、農業クラスター以外にも林産事業(地元森林資源の有効活用)、燃料創生事業(木質燃料の炭化有効利用)を地元で立ち上げ、より循環型社会の樹立に沿った組み合わせ事業を展開して参ります。
【竣工式の様子】
■会社概要 エフビットコミュニケーションズ株式会社
会社名 : エフビットコミュニケーションズ株式会社
設 立 : 1964 年 8 月
代表者:代表取締役社長 吉本 幸男
所在地 : 〒601-8001 京都市南区東九条室町 23
URL : https://www.fbit.co.jp/
■会社概要 エフビットファームこうち株式会社
会社名 : エフビットファームこうち株式会社(エフビットコミュニケーションズ100%子会社)
設 立 : 2020年3月2日
代表者:代表取締役社長 吉本幸男
所在地:高知県長岡郡本山町木能津字大境 3105-10
【本件に関するお問い合わせ先】
エフビットコミュニケーションズ株式会社
京都府京都市南区東九条室町23番地
TEL:075-672-4111 FAX:075-671-0001
受付時間:9:00~17:30(土日祝日を除く)
エネルギー事業本部 部長 松井、主任 早野
以 上