close
エフビットコミュニケーションズのNFV(NonーFossil Value)サービスとは、
非化石価値取引市場で取引される非化石証書の主たる3つの価値(非化石・ゼロエミ・環境表示価値)を
新たなサービスとして提供するものです。
高度化法の非化石電源比率算定時に計上できる価値
温対法上のCO2排出係数が0kg-CO2/kWhである価値
小売電気事業者が需要家に対して付加価値を表示・主張することができる価値
温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の発足後、
世界で温暖化対策が喫緊の課題となっています。
日本国内でも“脱CO2”などの環境目標を宣言する企業が増えています。
さらに、環境貢献に対する評価を重要視する投資家や消費者も増えています。
SDGsとは「持続可能な開発目標」という意味で、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは世界中で取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本も積極的に取り組んでいます。
RE100とは、企業が事業運営に必要な電力等のエネルギーを100%再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際的なイニシアチブで、世界や日本の企業が参加しています。
CSVとは「共有価値の創造」という意味で、ハーバード大学教授のマイケル・ポーター氏が提唱した概念です。事業活動を通じ社会問題・社会課題解決に貢献することで、社会的価値だけでなく企業価値も高めるという経営戦略。企業にとって負担になるものではなく、社会的な課題を自社の強みで解決することで、企業が利益を出しながら社会に貢献していくという考え方です。
SBTとは、世界の平均気温の上昇を「2℃未満」に抑えるために、企業に対して科学的な知見と整合した削減目標を設定するよう求めるイニシアチブです。2015年にWWFおよびCDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)が共同で設立しました。科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出量削減目標の設定を促すことを目的としており、2016年12月26日時点で、世界200以上の企業が参加しています。
FIT電気+非化石証書で実質的に再生可能エネルギーを提供(CO2排出量をゼロに)するサービス
再生可能エネルギーを100%活用するサービス
2018年5月から非化石電源(再エネ、原子力)由来の電気の持つ「非化石価値」 を証書化し取引するための「非化石価値取引市場」が創設されました。
環境価値の種類 | 再エネ指定 | 指定なし | ||
---|---|---|---|---|
FIT非化石証書 | 非FIT非化石証書 | 非FIT非化石証書 | ||
対象電源 | FIT電源 (Ex. 太陽光、風力、小水力、 バイオマス、地熱) |
非FIT再エネ電源 (Ex.大型水力・ 卒FIT電源等) |
非FIT非化石電源 (Ex.大型水力、 卒FIT電源、 原子力等) |
|
非化石価値 | ◯ | ◯ | ◯ | |
ゼロエミ価値 | ◯ | ◯ | ◯ | |
環境表示価値 | 実質再エネ電気 | ◯ | ◯ | × |
実質ゼロエミ電気 | ◯ | ◯ | ◯ |
非化石証書の種類 | 再エネ指定 | 指定無し | |
---|---|---|---|
FIT非化石証書 | 非FIT非化石証書 | 非FIT非化石証書 | |
対象電源 | FIT電源 (Ex. 太陽光、風力、小水力、 バイオマス、地熱) |
非FIT再エネ電源 (Ex.大型水力・ 卒FIT電源等) |
非FIT非化石電源 (Ex.大型水力、 卒FIT電源、 原子力等) |
証書売手 | GIO | 発電事業者 | 発電事業者 |
証書買手 | 小売電気事業者 | 小売電気事業者 | 小売電気事業者 |
最低価格 | 1.3円/kWh | 設定しない | 設定しない |
最高価格 | 4円/kWh | 今後の検討 | 今後の検討 |
価格決定方式 | マルチプライス オークション |
シングルプライス オークション |
シングルプライス オークション |