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VOD事業
80年余前に宝塚ホテルをオープン。さらに10年後、東京・新橋にビジネスマンのためのホテルの草分けとなる、第一ホテル(現 第一ホテル東京)をオープン。その先進性は引き継がれ、東京オリンピックの年には大阪新阪急ホテルを開業するなど、時代に適応したホテル経営で拡大。2004年に、第一ホテル東京やホテル阪急インターナショナルなどを展開する第一阪急ホテルズと、新阪急ホテルグループの経営統合に続き、2006年10月1日阪急ホールディングスと阪神電鉄の経営統合に伴い、ホテル阪神が加わり阪急阪神第一ホテルグループが誕生。現在、ホテル数40を越す国内屈指のホテルグループ。
導入背景
従来はCS放送で有料放送を提供しており、決められた時間帯に放送されている番組しか視聴していただくことができませんでした。お客様が好きな時間帯に好きな番組を視聴できるVODを以前から検討しており、同時に一般家庭で普及が始まっている地上デジタル放送対応液晶テレビ導入の検討もしていました。 また全客室でのインターネットサービスも必要としていましたし、今後のホテル客室のサービスとして、この3点セットは必須だと考えていました。
選択のポイント
初めてVODを導入するにあたり、多数のVODメーカーを検討しました。比較する際、メーカーの機能比較一覧表を作り検討した結果、エフビットが機能的にも、サービス的にも最優位でした。ポイントは、当時業界であまり例のなかったh.264、ハイビジョン対応。コンテンツに関しても柔軟に対応できる要素が十分にあり、例えば、宝塚ホテルや京都新阪急ホテルなど幅広いお客様層に応えるケースでは、500タイトルのコンテンツを用意できることなどです。サポート面でも導入後、充実したサポートを受けることができています。
阪急阪神第一ホテルグループの特徴
(株)阪急阪神ホテルズの企業理念は、『安心・快適・夢・感動』です。また、第一阪急ホテルズと新阪急ホテルグループの経営統合に続きホテル阪神が加わり、多数のカテゴリーを用意できることがポイントです。
今後のITとVODに望むこと
VODは、まだハイビジョン対応できているコンテンツが少なく、業界の供給スピードが遅いことが残念。リモコンの操作性もより一層の向上を望みます。付加価値としては、VOD以外の付帯サービス(ゲーム、PC、モバイルなどの連動)を期待しています。ITに対してユビキタスは具現化してきましたが、部分的な不便さがあります。ここでも、携帯電話の発展がすさまじいので、モバイルと連動した付加価値、サービスの向上をしていきたいと考えています。
当ホテルでは、宿泊の8割が観光のお客様です(紅葉シーズンは99%)。 紅葉シーズンは1年先まで予約済み。夏場はビアガーデンが好評で、大文字の景色は絶景です。ロビーや廊下にもこだわったラグジュアリーな空間を演出しています。 そんな環境のコンセプトにもエフビットの券売機はプレステージにマッチングしました。